日本看護協会は、看護の質向上を目指し(1)専門看護師(2)認定看護師(3)認定看護管理者-という3つの独自資格を設けています。このうち(2)の認定看護師は、「特定の看護分野で熟練した看護技術と知識を有していると認められた看護師」と定義され、2018年7月時点で延べ1万9894名が登録されています。
ところで、厚生労働省は、一定の研修(特定行為研修)を修了した看護師について、医師・歯科医師の包括的指示の下で一定の医行為(特定行為)を実施できる仕組みを設けています。そこで日本看護協会では、認定看護師制度についても「特定行為研修を活用した新たなカリキュラム」とし、高度な臨床実践能力を発揮し、在宅医療をはじめとする、あらゆる場に対応できる看護師を育成する仕組みへと昇華させることを決定したものです。「新たな認定看護師」の役割は、従前どおり「実践」「指導」「相談」の3点で、より高い能力を目指します。
くわしくはメディ・ウォッチでご覧ください。