飲食物が誤って気管に入る誤嚥は、介護や療養の現場で起こりやすいトラブルの一つですが、予防の鍵となるのが、食事の際の正しい姿勢です。摂食・嚥下障害看護認定看護師、定松ルリ子さんらは、身近にあるバスタオルを使って姿勢を整えるプロジェクトの普及活動に力を入れています。
この活動は、日本赤十字広島看護大学の迫田綾子名誉教授らが考案し、POTT(ポット)プロジェクトと呼ばれており、「ポジショニングで(PO)食べる(T)よろこびを伝える(T)」との趣旨で2018年にスタートし、全国各地に広がっています。POTTプロジェクトでは、姿勢を整える手助けをする専用の「端巻きタオル」を開発。等間隔に5本のラインを入れて六つ折りにしやすく工夫しました。クラウドファンディングで資金を募り、今治の会社が製造。2020年1月20日から、販売します。
くわしくは愛媛新聞ONLINEでご覧ください。