「これから天気も良くなるし、出かけることが多くなるね」。2014年8月下旬、神奈川県秦野市の鶴巻温泉病院の作業療法士、椎名郁さんは、神奈川県平塚市の吉田稔さんが自宅庭の植物を世話して歩くのを、支えながら話しかけました。
作業療法士の仕事は「身体や精神に障害がある人の生活行為の改善」です。吉田さんの場合、庭の散歩の同行のほか、股関節など全身のストレッチ、調理やひげそり、服の着替えなど日常生活の手助けをします。椎名さんは、大学卒業後5年間、鶴巻温泉病院の回復期病棟で作業療法を担当、約3年前に訪問部門に異動になりました。今は1日5件前後の訪問をこなします。
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