バランスと下肢強化を中心とした運動が、パーキンソン病患者の転倒予防に役立つ可能性にあることが、豪シドニー大学准教授のColleen Canning氏らの臨床試験でわかり、論文は「Neurology」オンライン版に2014年12月31日掲載されました。
Canning氏らはパーキンソン病患者231人を、通常治療のみを受ける群または運動プログラムを追加する群のいずれかに無作為に割り付けました。運動群は理学療法士による月1回のクラスでバランスと下肢強化の運動を学び、自宅でも40~60分の運動を週3回行うよう指示されました。一部のセッションではセラピストは自宅に訪問して患者を指導しました。
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