厚生労働省は、理学療法士や作業療法士の養成課程を見直す方針を固めました。臨床実習の拡充や最低履修時間数の設定、臨床実習の指導者の要件の厳格化などによって、その質の向上を目指す考えです。
養成課程の見直しは、このほど公表された厚生労働省の「理学療法士・作業療法士学校養成施設カリキュラム等改善検討会」の報告書で示されました。報告書では、臨床実習を拡充するため、理学療法士・作業療法士共に養成課程の総単位数を93単位から101単位に増やすとしました。さらに、養成施設ごとに履修時間数に差がある課題を解消するため、理学療法士には3,120時間、作業療法士には3,150時間の最低履修時間数も設定します。新たな養成課程は2020年4月に導入するとしています。
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