2013年の国の調査によると、日本の病院で働いている医療従事者の総数は約200万人で、そのうち最も数が多いのが看護師で、准看護師を含むと約89万人です。

健康に暮らしているときは、看護師の仕事や役割について、ほとんど意識することはないですが、入院を経験した患者さんの中には「療養生活を気持ちよく過ごせるかどうかは看護師さん次第だね」と実感する人も少なくありません。一方、医療が高度化・複雑化する中で、看護師にもより専門的な技術や知識が求められるようになってきました。そこで、つくられたのが「専門看護師」「認定看護師」と呼ばれる専門ナース制度です。

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