北海道函館市内の助産師でつくる社団法人「函館助産師会」が、100年近い歴史に幕を閉じました。病院や診療所での出産が主流となる中、道南唯一の助産所を運営していましたが、少子化による利用者減などを受けて2009年3月に閉鎖し、昨年2013年11月、会を解散しました。
函館助産師会は1918年(大正7年)発足の函館産婆組合が前身です。1965年、助産婦会に名称を変更し、3年後、函館市内に分娩が可能な「愛育助産所」を開設しました。愛育助産所は児童福祉法に基づき、生活保護受給者など経済的に苦しい妊婦の分娩を公費で受けられる施設に指定されており、開設当初は月間20人以上の赤ちゃんを取り上げていたそうです。
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