周産期（出産前後の期間）医療に関わる医療従事者の技能向上を図る研修会「ALSO（オルソー）プロバイダーコース」が2016年7月2日、2016年7月3日の両日、佐賀市の国立病院機構佐賀病院であり、佐賀県内の医師や助産師25人が、人形などを使った実践的な研修に臨みました。

オルソーとは、医師や助産師らが周産期救急に効果的に対処するための知識や能力を維持・発展させるためのシミュレーション教育コースです。佐賀での研修会は昨2015年に続き2回目で、九州各県の専門医らが講師を務めました。心拍数モニターなどのデータを見ながら、胎児や母体の状態について意見を交わす研修もあり、参加者はメモを取るなど熱心に研修を受け、緊急時に対処できる知識や技能を深めていました。

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