妊娠や出産、育児の悩みに応じる岡山県助産師会の無料電話相談「助産師コール」の利用件数が増えています。本2016年度は、約200件が寄せられた昨2015年度を上回るペースで推移。岡山県助産師会は、インターネットなどで情報が氾濫する一方、核家族化や近所付き合いの希薄化で身近に相談相手がおらず、頼れる情報を求めている人が多いことの表れとみています。

助産師コールは2013年11月にスタート。会員の登録相談員が交代で2人ずつ、専用の携帯電話で平日午前10時～午後4時に応じています。それ以前は、助産院など岡山県内17施設の中から相談者に選んで電話してもらっていましたが、窓口を一本化して相談しやすくし、親しみやすい名前を付けました。受け付ける内容は、思春期の子どもの育て方から不妊、更年期の悩みまで幅広いものとなっています。相談件数は2014年度143件、2015年度199件と増え、本2016年度は4～8月の5カ月で102件に上っています。

くわしくは山陽新聞でご覧ください。