「助産師」は分べんの際に介助をするのが主な仕事です。昔は「産婆さん」などの呼び方がされた、出産に立ち会うプロですね。現在では「助産師」という資格を持つ人が、出産に臨む女性を手助けしています。
助産師の仕事、および資格は『保健師助産師看護師法』によって定められています。第一章の総則には、
第三条:この法律において「助産師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、助産又は妊婦、じよく婦若しくは新生児の保健指導を行うことを業とする女子をいう。
とあります。出産を介助し、妊婦さんや新生児の保健指導を行うのも助産師の仕事です。助産師さんは、自らの責任において出産(分べん)に立ち会い、新生児を取り上げることが法的に許可されています。出産を介助し、新生児のために出生証明書を交付したり、また不幸にも生まれてすぐに亡くなってしまう子もいますので、死産証書を交付することができます。ただし、出生証明書・死産証書が交付できるのは、自分が実際に現場に立ち会い、介助した分べんに関してだけです。
くわしくは学生の窓口でご覧ください。