愛媛県八幡浜市内で唯一、出産が可能だった産婦人科医院（19床）が2019年3月いっぱいで分娩の取り扱いを停止することがわかりました。八幡浜保健所管内（八幡浜、大洲、西予3市と内子、伊方2町）で出産を取り扱うのは大洲市の2医院（計24床）のみとなります。

八幡浜市内での出生数は2017年度で199人。市内では、八幡浜市立八幡浜総合病院が出産業務の再開を目指しますが、めどはたっていません。八幡浜総合病院では、医師不足もあって2012年1月から出産の取り扱いを中止。現在、産婦人科には医師1人と助産師4人がいますが、2019年度には助産師が1人減ります。2018年、将来的に分娩の取り扱いの再開を目指して助産師4人程度を募ることにし、資格取得を希望する病院内の看護師に必要経費などを助成する支援策を打ち出しましたが、希望者はいないといいます。

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