青森県立保健大学は６月４日、認定看護師を養成する講座を始めた。講師を務める山下まゆみさん（３９）＝川崎市＝は、認定看護師の重要性を話す。山下さんは資格を取った直後の０１年夏、「血液のがん」といわれる白血病を患う３０代の女性を担当した。抗がん剤の副作用で髪は抜け、口の中にかいようができ、痛みで話すことも食事をとることもできなかった。

山下さんは女性の状態を見て感染症になる危険性が高いと判断。感染症にかかると死に至るため、医師や薬剤師に有効な投薬をするよう意見を述べ、率先して治療に参加した。一週間後、女性はベッドに座って卵かゆをスプーンで食べられるまでになった。山下さんは「看護の方法は間違っていなかったのかな」と、学んだ成果を実感したという。 敏塾パソコン版／敏塾携帯モバイル版でもどうぞ）この情報についての詳細は毎日新聞
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