厚生労働省は2010年6月23日、経済連携協定(EPA)に基づき来日した外国人の看護師候補者への配慮として、国家試験での難解な専門用語の言い換えなどの対策について検討する有識者委員会を開いた。
分かりやすい言葉に言い換えても実務的に問題のない用語などを整理し、2010年8月上旬をめどに提言を取りまとめる予定。
厚生労働省は介護福祉士候補者に対しても、同様に国家試験の対策について検討する方針。
EPAではインドネシア、フィリピン両国から計約1,000人の看護師・介護福祉士候補者が来日。今年2010年2月の看護師試験で初めて3人が合格したが、外国人候補者の合格率は低い。
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