アップル社のやiPhoneやiPadといった高機能携帯電話や情報端末を、医療現場で活用する動きが広がっている。
東京慈恵会医科大学附属病院では、2010年7月から脳卒中患者の診断に役立てる取り組みを始めた。
同病院脳神経外科の高尾洋之医師が、脳のCT(コンピューター断層撮影)画像を医師のiPhoneに転送し、3D(3次元)画像で自由に角度を変えて見られるアプリケーション(ソフトウェア)を開発。動脈瘤の形状から手術が可能かどうかなど、自宅や出先にいる医師の意見も聞きながら迅速な判断ができる。
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