兵庫県の丹波市と南あわじ市にある兵庫県立の看護専門学校について、兵庫県は2013年度分の募集を停止し、2014年度末に廃校にする方針を決めた。ここ数年、定員割れの傾向にあり、兵庫県立病院への就職率が低下していることも考え合わせたという。
柏原看護専門学校(兵庫県丹波市)は1971年4月に、淡路看護専門学校(兵庫県南あわじ市)は1975年4月に、それぞれ開校した。高校卒業生を3年間で看護師に育て、地元の兵庫県立病院に送り込むことを目的としていた。
しかし、2011年4月の在校者数(3学年分)は、柏原が計108人、淡路が計102人。それぞれ定員の120人に達していない。今春の卒業生で兵庫県立病院に就職したのは柏原が20人中4人、淡路が15人中8人だった。設立当時は、6割以上が兵庫県立病院に就職していたといい、兵庫県立病院への就職率も低下している。
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