最高レベルの看護を提供できる県立病院を目指して、看護師の基本理念をまとめた「奈良看護」を奈良県が今月2012年3月策定したことを受け、実現に向けた取り組み概要を紹介する講演とシンポジウムが2012年3月18日、奈良県橿原市の奈良県立医科大学で開かれ、奈良県内の医療機関の看護師ら約200人が参加した。
講演では日本看護協会の坂本すが会長が、病院のベッド数不足で患者の在院日数の短縮が進む一方で医療現場が多忙になっている現状を説明。坂本会長は「今までと同じやり方では看護師が疲弊する」と指摘した上で、複数にまたがる職種で役割分担する「チーム医療」の推進や労働環境を整える重要性を訴えた。
くわしくはMSN産経ニュースでご覧ください。/敏塾のサイトは携帯電話でもご覧頂けます。