北海道大学は2013年3月29日、妊婦の血液を調べるだけで、胎児にダウン症など3種類の染色体異常の有無が高確率で分かる新たな出生前診断「母体血胎児染色体検査」を、2013年4月2日に開始すると発表した。北海道内での実施は初めて。

検査は一般診療でなく、臨床研究として行う。対象は超音波検査で胎児に染色体異常の可能性がある妊婦や、高齢で妊娠したケースなどに限定。妊娠10週以降から検査できる。検査費用の約20万円は全額患者の自己負担。

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