妊婦の血液から胎児の染色体異常を判別する新型出生前診断が今月2013年4月、昭和大学病院などで始まった。簡便だが、結果によっては重い決断を迫られる検査。妊婦や家族を支える態勢の重要性が浮かんだ。
検査前のカウンセリングは「遺伝カウンセリング」と呼ばれ、遺伝情報などについて説明し、当事者の意思決定を支援する。この日、カウンセリングを受けたのは、東京都内のパートの女性(42)と会社員の夫(43)だ。女性は現在、妊娠18週。高齢出産を心配する両親らから検査を勧められた。1人目の子は中学生になっている。「カウンセリング前は、重い障害がある子の一生の面倒を見る覚悟はなく、異常が分かれば(出産を)あきらめよう、と考えていた」と明かす。
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