南米コロンビアで知的障害者らの作業を2年間にわたって支援し、2013年3月に郷里の徳島県鳴門市に帰国した中田伊知子さん(27)。「皆さんがおせっかいなほど気にかけてくれて戸惑ったぐらい。充実した体験を今後に生かしたい」
理学療法士。勤務先の神奈川県横浜市内の病院を辞し、国際協力機構の青年海外協力隊として2011年3月に現地に赴いた。障害児らが再生紙を手すきで作ったりノートやしおりなどを開発したりする活動を支援。これを使って、低コストで文房具をデザインする方法の導入にも協力した。
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