地域の将来を支える子どもたちが健やかに育つよう、乳幼児健診を県民ぐるみで後押ししたい。この健診は母子保健法に基づき市町村が公費で行い、医師や歯科医師、保健師、栄養士ら専門家が乳幼児の心身の発達状況を確認する。保護者の育児不安を解消する大切な場でもある。ところが、高知県は受診率が低迷している。
2011年度は1歳6カ月児85%、3歳児80.1%と、全国平均に比べてそれぞれ約10ポイントも低く、最下位だった。高知県の調査では、未受診の保護者の約4割が仕事を平日に休めないことを理由に挙げた。共働きが多い県内事情も垣間見える結果だ。そこで高知県と市町村は、昨年2013年12月から合同で日曜日の広域健診をスタートさせた。
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