北海道紋別市の落石高齢者ふれあいセンターはこのほど、紋別市保健センターから保健師と栄養士を招き、介護予防事業として食事と血圧についての講話を行った。普段の生活を見直すことで毎日健康で過ごしてもらおう、と行われた。15人が参加し、健康への意識を新たにした。

最初に参加者らが関心を寄せている血圧について、保健師から解説が行われた。普段血圧が正常な人でも、2人に1人は睡眠中や目覚める前後に上昇する「早朝高血圧」が見逃されている、という。心臓病や腎臓病、睡眠時無呼吸症候群、高齢者で動脈硬化のある人に多く、日中は正常範囲内に下がるため気付きにくいのが特徴。放っておくと、脳血管や心臓、腎臓に悪影響を及ぼすため、普段の血圧を正確に知り日々記録するなどして、主治医に見てもらうことが大切と、強調した。

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