看護師を目指す社会人・主婦の多くが志望校を決めるときに看護大学にするか、看護専門学校にするか、で迷います。個々の事情により志望校選択は違うので、敏塾では個別に進路相談をしていますが、簡単に違いを説明していきます。
【どちらを卒業した看護師が多いか】まず、法律上、看護師国家資格の受験資格を得るには3年以上、専門教育を受ける必要があるとされています。このため、現時点(2014年7月)では3年制の看護専門学校を出て看護師になっている人が最も多いです。学校数も全国に500以上あって、1学年あたりの定員数は約26000人です。一方で4年制看護大学を出て看護師になる人は看護専門学校卒に次いで2番目、定員数にすると約18000人。近年看護大学が増えてきた事情を考慮して今までの累積を考えても、現時点ではまだまだ看護専門学校卒の看護師の方が多く、主流と言えます。