妊婦の血液から、おなかの中の赤ちゃんにダウン症などの染色体異常があるかどうかを調べられる新型出生前診断。日本や米国などではこれまで、高齢をはじめ胎児に染色体異常が発生するリスクの高い妊婦に限って推奨されてきましたが、米国産科婦人科学会はこのたび、リスクが高くない一般の妊婦でも受けてもよいとの勧告を発表しました。
2011年に新型出生前検査が可能になった米国では、米国産科婦人科学会などが以下のような胎児の染色体異常リスクが高い妊婦に限って推奨してきました。
・高齢(35歳以上)
・染色体異常のある胎児を妊娠したことがある
・他の検査で胎児に染色体異常の可能性が指摘された
その後、こうした高リスクに当てはまらない一般の妊婦に対する新型出生前検査の研究結果が集積してきたことを受け、勧告の変更に踏み切ったといいます。
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