長年にわたり地域医療に貢献した人に贈られる「第44回医療功労賞」(主催:読売新聞社、後援:厚生労働省、日本テレビ放送網)の受賞者が決まり、福井県内からは高浜町の旧社会保険高浜病院(現・若狭高浜病院)の元院長、三浦正博さんと、小浜市の歯科医師、大下丈敏さんの2人が選ばれました。
「自分が満足するより、できること、求められることを何でもやってきただけです」。受賞の知らせに、旧社会保険高浜病院元院長の三浦正博さんは静かに感想を語りました。鹿児島県出身。32年前、母校の鹿児島大学病院などを経て、妻の実家がある福井県の高浜町に移り、旧社会保険高浜病院に赴任しました。70歳で定年し、非常勤となった現在も、内科、外科、整形外科などの外来と、入院患者の診療を担当しています。また、小浜市の歯科医師、大下丈敏さんは、地域の歯科医師として50年近く活躍し、学校の歯科検診などにも尽力してきました。大下さんは「思いがけない賞をいただき、驚いている。医療は日進月歩しており、常に新しい技術も取り入れたい」と話しています。
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