長年にわたり地域の医療や福祉に貢献した人をたたえる「第44回医療功労賞」(主催:読売新聞社、後援:厚生労働省、日本テレビ放送網)に、和歌山県内から、紀の川市国民健康保険直営鞆渕診療所長の中井一彦さんと、九度山町の医療法人「郷さとの会」理事長、田中敬造さんが選ばれました。
「体力が続く限り鞆渕診療所で診察を続けたい」と話す紀の川市国民健康保険直営鞆渕診療所の中井一彦所長は、2016年4月で勤務17年。「地道に患者さんに向き合ってきたことが評価されてうれしい」と受賞を喜びました。「受賞は『患者さんたちの気持ちに応えよ』というエールだと思う。診療所に来た時の初心を思い出し頑張りたい」と誓いました。また、九度山・医療法人「郷の会」 田中敬造理事長は広島県の出身。「退院後、行き場を失っている患者たちのために、いかに住宅や仕事を確保できるか、課題は多い。社会復帰のため、地域と連携して支援し、人と人が依存し合える社会づくりに努めたい」と将来を見据えていました。
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