長年にわたって地域の医療・福祉に貢献した人をたたえる「第46回医療功労賞」(主催:読売新聞社、後援:厚生労働省・日本テレビ放送網、協賛:損保ジャパン日本興亜)の県表彰式が2018年2月2日、和歌山市の読売新聞和歌山支局で行われ、田辺市の特別養護老人ホーム「白百合ホーム」生活相談員、泉富子さんと、紀美野町の国保野上厚生総合病院副院長、上野半兵衛さんに表彰状と記念品が贈られました。
泉さんは2000年に介護福祉士の資格を取得後、生活相談員として施設利用者や家族が抱える問題に耳を傾け続けてきました。当時は一般的ではなかった朝昼晩の薬の個包装を率先して始めたほか、利用者の救急搬送時には病院まで救急車に同乗するなど、常に相手に寄り添ってきました。
上野さんは約36年間、国保野上厚生総合病院一筋で神経精神科分野に従事。院内に、精神障害を抱える患者らが気軽に通える「精神デイケア室」や「精神作業療法室」を開設したほか、2006年には、病棟隣にグループホームを設立し、患者らの生活支援にも尽力したことなどが高く評価されました。
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