看護医療最新ニュース - 社会人入試

社会人からの四年制看護師養成所への入学支援、対象拡充を要望/日本看護協会

質の高い看護職の増員に向けて、「看護師養成所への専門実践教育訓練給付金制度」の周知を強化するとともに、「四年の看護師養成所」を専門実践教育訓練給付金の対象講座として認めるべきである・・・。日本看護協会は2018年4月18日、厚生労働省の安藤よし子・人材開発統括官に宛てて、こういった要望を行いました。

「専門実践教育訓練給付金」は、社会人(受講開始日現在、同じ事業所に3年以上勤務していることなどが必要)が「厚生労働大臣の指定する教育訓練」を受講し、修了した場合に、教育訓練経費(学費等)の50%(1年間で40万円が上限)を国が支給してくれる仕組みです。この「厚生労働大臣の指定する教育訓練」には看護学校なども含まれており、一度、社会に出てから看護職を目指す人が増加する(2016年に看護師学校養成所へ入学した20歳以上の者は6970人)中で、重要な支援策の一つとなっています。しかし日本看護協会では「都道府県ごとに指定講座となっている看護師学校養成所の割合は大きく異なり、地域によっては対象者が本制度を活用できない状況がある」と指摘(秋田県などでは指定講座がありません)。「看護師養成所への専門実践教育訓練給付金についての周知を強化」し、制度の活用を促すべきと要請しています。

くわしくはメディ・ウォッチでご覧ください。

資料請求

まえのページ
つぎのページ

▲ このページのトップへ