佐賀県伊万里市の山元記念病院で2018年8月11日、中高生を対象にした外科手術体験セミナーがあり、佐賀県内の29人が医療の最前線を学びました。セミナーは医療への関心を高め、地元の医療機関への就職を促進しようと開催し、2018年で4回目になります。

最初に伊藤病院（東京都）の病理診断科長、加藤良平さんによる特別講演「センス・オブ・ワンダー～虫から病理学へ」がありました。続いて現場のスタッフたちが胃カメラ検査やカテーテル治療などの仕組みを解説。超音波メスで鶏肉を切る模擬手術もあり、看護師を目指す唐津東高校の3年生は「憧れの手術台に立ててうれしい」と話しました。産婦人科では妊産婦の胎内を知るエコー検査の体験もあり、助産師志望で同じ唐津東高校の3年生は「妹が生まれたときから産婦人科で働きたいと決めていた」と真剣にエコー画面を見つめていました。

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