長年にわたって地域医療に積極的に取り組んだ医療従事者に贈る「第47回医療功労賞」(主催:読売新聞社、後援:厚生労働省・日本テレビ放送網、協賛:損保ジャパン日本興亜)の受賞者が決まり、岡山県内からは、産科医療に携わってきた倉敷成人病センター周産期センターの山崎史行センター長が選ばれました。
山崎さんは岡山市出身。進路を考えていた岡山大学 医学部の学生時代、麻酔科の実習で手術場を見学した際、帝王切開の現場に立ち会いました。元気な産声とともに誕生したのは、双子。初めて見た出産の光景でしたが、「こういう仕事もいいかも」と産科医の道を選んだ、といいます。倉敷成人病センターで目指しているのは、出産難民を出さない産科。「病院に来られた患者さんのことを第一に考え、できる範囲で受け入れる」といい、外来で担当した医師が、原則として出産にも立ち会う「主治医制」を取り入れるなど、安心して出産できる環境整備にも取り組んでいます。
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