災害発生時に、それまで在宅で医療サービスを受けていた人や災害により医療が必要になった人に対し、迅速に対応しようと、神奈川県横浜市内の訪問看護ステーションなどでつくる横浜在宅看護協議会と横浜市は、「災害時医療体制の充実強化に向けた協働に関する協定」を締結しました。地域の訪問看護ステーション団体と自治体が災害時協定を結ぶのは全国で初めてです。
「災害時医療体制の充実強化に向けた協働に関する協定」では、必要があると認めた場合、横浜市は横浜在宅看護協議会に協力を要請できます。また、震度6弱以上の地震が発生し多数の負傷者が発生している場合、横浜在宅看護協議会は要請を待たず行動するとしました。具体的な協力事項は、横浜在宅看護協議会の訪問看護師が訪問看護サービス利用者を巡回し、市医療調整チームや各区の医療調整班と情報共有などの連携を行います。また、災害で医療が必要になった患者に対し、市医療調整チームや各区の医療調整班と連携し必要な対応を行います。
くわしくはカナロコでご覧ください。