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看護師が病室拠点に患者支援・・・独自方式「セル看護」/飯塚

患者へのきめ細やかな対応と看護師のやりがいにつなげようと、福岡県飯塚市の飯塚病院が「セル看護」と名付けた独自の看護方式を取り入れています。看護師の業務拠点をスタッフステーションから病室に変え、受け持ち患者数を減らしたのが特徴。無駄な移動をなくすなど、病床のそばに長くいる工夫を重ねたことで、いち早く患者の変化に気付き、迅速な対応が可能になったといいます。

飯塚病院がセル看護提供方式(セル看護)を導入したのは2012年度。前看護部長の須藤久美子特任顧問によると、救急医療の拡充に看護師確保が追い付かず、「忙しすぎて思うような看護ができない」との不満が目立ったのがきっかけだったといいます。まず業務拠点をスタッフステーションではなく、病室に移しました。処置を終えると病室で電子カルテに記録。医師とも病室で打ち合わせます。検査機器などはパソコンカートに常備、タオルやシーツなども病室の棚に用意し、移動の無駄を省きました。「患者さんに『ありがとう』と言われるのが一番モチベーションが上がる」との声を受け、患者と接する時間を増やすことが狙いでした。

くわしくは西日本新聞でご覧ください。

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