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第48回医療功労賞、中央表彰者の10人(下)

地域の医療や福祉、難病患者や海外医療の支援に尽力した人を表彰する「第48回医療功労賞」(主催:読売新聞社、後援:厚生労働省・日本テレビ放送網、協賛:損保ジャパン日本興亜)の中央表彰者10人が決まりました。7人の横顔を紹介します。

○震災に負けず診療続ける 吉沢煕さん(83)医師
1985年に義父の診療所を継いで以来、地域の内科医として住民の健康を守ってきました。専門は内視鏡検査。1日に10件以上の検査をすることもあり、胃がんや大腸がんの早期発見に努めています。

○ALS患者らに寄り添う 小林義文さん(61)理学療法士
全身の筋肉が衰える筋萎縮性側索硬化症(ALS)など難病患者の支援をしてきました。

○障害児1,000人以上を診る 口分田政夫さん(62)医師
重症の心身障害児を診る医師が少ない時代から30年以上、1,000人を超える人の診療や生活支援をしてきました。

○難病患者の在宅療養支援 市川桂二さん(74)医師
パーキンソン病や筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの治療に携わってきました。

○巡回健康相談、町内を奔走 川野公江さん(69)保健師
35年間、徳島県神山町の健康作りに奔走してきました。巡回健康相談を町内31ヶ所で毎月開催。また、町内を70~80人で歩く「健康ウォーク」を始めました。

○小豆島で医療・健康に尽力 吉元和子さん(61)看護師
2019年春、公立病院を定年退職するまで約30年、香川・小豆島の住民の医療や健康増進に力を尽くしてきました。病棟勤務だけでなく、訪問看護にも従事。巡回診療や、高齢者向けの健康教室を始めた際には計画段階から参加しました。

○リハビリ患者励まし50年 大西芳輝さん(73)理学療法士
鹿児島県霧島市や日置市の病院に勤務しながら、地域住民らに介護方法について講義をしました。専門職がいない離島や山村にも赴き、病気やけがの後遺症に悩む住民を支援してきました。

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