厚生労働省の緩和ケア推進検討会は2013年1月30日、がん診療連携拠点病院に設置する緩和ケアセンターの人員構成などを盛り込んだ実施案を了承した。緩和ケアセンターの主な人員構成として、がん看護専門看護師または、がん看護関連の認定看護師を中心に、常勤で専従の看護師を1人以上配置するほか、病院内外の社会福祉サービスについて情報提供する専任の医療ソーシャルワーカーを配置するなどとした。

緩和ケアセンターでは、センター機能を管理・調整するゼネラルマネジャー（GM）に組織管理経験のある看護師が就き、がん看護専門看護師などによる苦痛のスクリーニングや外来ラウンドを通じて、患者やその家族が抱える苦痛をくみ上げる仕組みとするなど、看護師が中心的な役割を担うのが特徴だ。

くわしくはキャリアブレインでご覧ください。