「えっ? 停電で信号機が止まってるの?」・・・地震から2時間後、神奈川県相模原市中央区の相模原市医師会訪問看護ステーション。管理者の白倉すみ江さん(60)は戻ってきた看護師の報告を聞き、耳を疑った。地域でのまばらに発生した停電に気づかなかったのだ。
「すぐ人工呼吸器の患者さんに電話して」。確認すると、対象10人のうち2人の自宅で停電していた。その1人、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患う60代男性の自宅に看護師が駆けつけた。バッテリーは外部バッテリー二つと合わせ、7時間分残っていた。「市内の息子宅は停電していないので、そこで充電すれば大丈夫」と言われ、安心した。だが、停電は翌朝4時すぎまで続いた。
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