認知症の人が病気やけがで入院が必要になっても、受け入れが難しいケースが少なくない。興奮や徘徊といった症状に病院側がうまく対応できず、治療や退院がスムーズに進まないためだが、医師や看護師らによるチームを結成して、入院生活を支援する新たな取り組みもある。
糖尿病や肺炎などを患った認知症の人の入院生活を支えようと、名古屋市の名鉄病院は2012年10月、多職種による「認知症サポートチーム」を結成した。神経内科の医師・宮尾真一さんと調整役の看護師・堀田晴美さん、各病棟の看護師、薬剤師、医療ソーシャルワーカーら17人で構成される。特に対応が難しい人を受け入れるため、病棟の一つを専用に割り当てた。
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