群馬県草津町にあるハンセン病の療養所「栗生楽泉園」には、1947年までの9年間、反抗的な態度を取ったとして患者を監禁した「重監房」と呼ばれる施設の跡地があり、その建物を復元した資料館が今月2014年5月から一般公開されています。
2014年5月9日は看護師を目指して栃木県足利市の大学で学んでいる80人余りが資料館を訪れました。学生たちは復元された「重監房」の中で当時の様子を再現した映像を見たあと、資料館の学芸員から説明を受けました。この中では患者が、気温が氷点下まで下がる冬も暖房のない部屋で監禁されていたことや、500日以上も監禁された患者もいたことなど、当時の厳しい状況について説明を受けました。
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