茨城県の結城市が取り組んでいる医療福祉系大学の誘致が、暗礁に乗り上げています。結城市によると、全国の私立大学を対象に進出の意向を尋ねたところ、色よい返事はありませんでした。結城市は、市内にある茨城県結城看護専門学校を四年制の私立大学へ転換する「看板の掛け替え」も視野に入れていますが、茨城県との協議も進んでいないのが実情です。
医療福祉系大学の誘致は、前場文夫市長が二期目の公約に掲げています。もともとは、経営が芳しくなかった看護専門学校に代わる教育機関を誘致するよう、橋本昌前知事から「お願いされた」(前場文夫市長)といいます。茨城県の県西地域の看護師が不足している背景もあり、医療福祉系を想定しています。結城市は2016年度に大学誘致推進室を設置し、2017年度に全国約600の私立大学に対し、結城市への進出意思をアンケートで調べました。
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