愛媛県立看護専門学校（愛媛県四国中央市）で教員を務めている四国中央市の篠川照美さん（51）。20年前、看護師として病院勤務していた時、男子大学生が交通事故で救命救急センターに運ばれてきた。

3カ月程意識不明の状態が続いたが、ある時ふと彼が大好きだと聞いたアイスクリームを口にのせた。すると彼は笑顔を見せ、その後みるみる回復していったという。篠川さんはこのエピソードを「忘れられない看護エピソード」（日本看護協会主催）に応募し、看護職部門で最優秀賞に選ばれた。

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