兵庫県は、兵庫県立淡路看護専門学校を2015年3月末で廃止し、土地と建物を民間事業者に売却し、事業を引き継いでもらう方針を決めた。
淡路看護専門学校は、兵庫県立病院に勤務する看護師を養成する目的で1975年に開設。3年制で約1100人の卒業生を送り出した。地域の看護師確保に一定の役割を果たしてきたが、近年、民間の看護師養成所や看護系大学が開設され、兵庫県立病院の新卒採用看護師に占める淡路看護専門学校卒業生の割合が減っているなどとして、兵庫県が2011年、廃止を決定。入学生の募集は停止しており、現在は2年生28人と3年生37人が在籍している。同じ2011年に廃止を決めた兵庫県立柏原看護専門学校は、丹波市が運営を引き継ぐ。
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