小樽市立高等看護学院で2017年3月3日、第47回卒業式を行いました。
式典では並木昭義学院長の式辞、来賓の方々からの祝辞、在校生の送辞、祝電も披露され、卒業生にたくさんの激励とお祝いの言葉が贈られました。卒業生代表の答辞では「最初の頃は、患者さんとのコミュニケーションが上手くとれ、感謝の言葉をいただき、自分は良い看護ができていると勘違いしていた。その後、自分自身が入院し、ナースコールを押すのをためらい、本当は眠れなかった時でも『眠れた』と返答するという経験をした。この時、患者さんの抱える寂しさや孤独、辛さを痛感した。私はその経験から実習での自分の言動が患者さんを傷つけていたのではないかと不安になり自信を失いかけていた。しかし、自分の様子を察知してくれた同期の仲間、先輩、先生に支えられ、この卒業という場を迎えられた。これからは、患者さんが伝えられない内面の気持ちに寄り添う看護を目指していきたい。」と述べました。
くわしくは小樽市立高等看護学院でご覧ください。