私立の旭川大学の公立化を検討している北海道の旭川市は、これまでの検討結果を市議会に報告しました。市立化を2022年度に想定、2024年度に新学部「地域創造デザイン学部」設置を目指す、としています。近く西川将人市長が最終判断する考えです。
旭川市議会総務常任委員会に示された報告書によると、旭川大学の経済学部、保健福祉学部、短期大学を移行し、地元経済界から要望の強いデザインを軸にした学部を新設します。校舎など新学部の施設費は旭川市の負担で7億2,000万円。教職員の給与を現行水準で維持した場合、新学部設置後2年は赤字になりますが、それ以降は国の地方交付税を受けるなどして黒字を見込んでいます。
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