福島県立医科大学は2023年度、出産や母子健康管理などでより高度な対応ができる助産師の教育課程を新設します。定員は20人程度を見込んでいます。
福島県内で産科医が不足する中、高い専門性を持つ助産師を育成し各地域で子育て支援の中心的な役割を担えるようにする考えです。現在、助産師を養成している福島市の福島県立総合衛生学院は2022年度末で廃止し、養成する機能を統合します。助産師の養成に向けては、6年制の医学部と4年制の看護学部のいずれからも独立させ、1年制の「別科」を設ける方向で調整。看護学校を卒業し、助産師の国家資格取得を目指す看護師らの受け入れを想定しています。助産についてより専門的な研究ができるよう、大学院に修士課程も設ける方針です。
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