東日本大震災の被災地で救護活動を行った京都第二赤十字看護専門学校の教師らによる報告会が2011年4月15日、京都第二赤十字看護専門学校で開かれ、看護師を目指す学生ら約100人が聞き入った。教師らは「看護学生の1人として、何らかの形で支援を続けてほしい」と訴えた。
専任教師の黒木葉子さん(52)と柏原いつ子さん(35)は被災者の精神的なサポートにあたる「こころのケア」活動を担当。医療救護班に帯同して2011年3月15日に京都市を出発し、宮城県石巻市入りした。
2人は被災者のほか、石巻赤十字病院内で働く職員らのケアも行った。ある新任の看護師は、目前の仕事に重圧を感じ、「患者さんに優しくできない」と言って涙を流したという。2人は「自らも被災者でありながら、ケアに臨まねばならない職員は並々ならぬストレスを抱えている」と危惧する。
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