京都府立医科大学(京都市)は、原発事故の被災地で安全な医療活動が続けられるようにと、放射線量を測定する小型の線量計100個(約300万円相当)を福島県立医科大学(福島市)へ送った。医師や看護師が避難所で診察する際に携行するという。
福島県立医科大学付属病院の医師や看護師は避難所を巡回して診療にあたり、福島第一原発の半径30キロ圏内で自衛隊とともに救護活動もしているという。福島県立医科大学の担当者は「線量計は医師ら1人に1個が必要。助かります」。京都府立医科大学の担当者は「同じ公立の医大として今後も協力できることをしていきたい」と話している。
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