今回の慶應義塾大学 看護医療学部特集は、データで見る一般入試。慶應義塾大学入学センターが公表しているデータをもとに一般入試の実態を見ていきましょう。そこには看護医療学部ならではの驚くべき数字がありました。
過去2年間の看護医療学部一般入試の第1次試験と第2次試験の合格者数と倍率。倍率だけを見ると、2015年度の総合政策学部一般入試の実質倍率は約6倍だったので、それほど難しくないのかと思うかもしれません。しかし、後述するとおり看護医療学部受験者は他学部に比べて併願者が圧倒的に少ないということ、看護という専門職を目指す学部であるため受験者数の膨らみには限度があるということを考慮すると、やはり難関だということがわかるはずです。実際、私立大学の看護系学部としては、大手予備校3社ともが慶應の看護医療学部に最も高い偏差値を設定しています。また、慶應義塾大学の看護医療学部の場合、第2次試験は決しておまけのような試験ではなく、実際に第1次試験の合格者のおよそ3分の1が落とされています。第1次試験の勉強だけではなく、看護医療学部独特の小論文・面接対策が欠かせません。
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