群馬大学 医学部は1943年に設立された前橋医学専門学校、官立前橋医科大学を経て、1949年に国立群馬大学三学部の一つとして設立されました。大学病院としては国内初、世界で2番目に重粒子線治療施設を設置するなど、がんの放射線治療で多くの実績をあげてきました。2018年は医療事故問題で取り消された特定機能病院の承認を2019年に回復。抜本的な組織改革を経て、新たなスタートを切りました。

群馬大学 医学部は放射線医学領域で古くから先進的な取り組みを続け、日本では遅れが指摘されているがんの放射線治療に貢献してきました。2010年には日本の大学としては初めて、世界でもハイデルベルク大学に次ぐ2番目となる重粒子線治療施設を設置。2019年9月末までに前立腺がん、肝臓がん、膵臓がん、骨軟部腫瘍など約3,700例の治療を行ってきました。

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