「後輩や友人から『何かしたい』とたくさんのメールが届いた。私たちにできることをやり、少しでも力になりたい」。2011年3月19日午前、JR秋田駅の東西連絡通路「ぽぽろーど」。募金箱を手にした日本赤十字秋田看護大学の学生、北林瞳さん(20)が言葉に力を込めた。
北林さんは看護大学生らでつくる学生赤十字奉仕団の委員長で、学内外の友人たちに街頭活動への参加を呼びかけたところ、秋田県立大学など5大学の学生が計約100人も集まった。
参加した看護大学生の甲嶋達也さん(19)は「被災地のことを思うと、いても立ってもいられない。『頑張れ』という気持ちを届けたい」と真剣な表情。
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