長野県看護大学は2014年2月25日の2次試験前期日程の小論文で、妊婦の血液検査で胎児の染色体異常を調べる「新出生前診断」について報じた新聞記事を読み、考えを700字以内で述べさせる問題を出した。
長野県看護大学 入試検討委員長の教授・北山秋雄さんによると、長野県看護大学が試験問題で新聞記事を使ったのは初めて。「90分の試験時間と700字以内という制限の中で、今日的な問題を取り上げた記事の長さや分かりやすさから出題に適していると考えた」とし、「医療者としてだけでなく、将来、親として直面するかもしれない問題を問い続ける意識を持ってもらうことにもつながると思う」とも話している。
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