七尾看護専門学校で2014年3月13日、卒業式があり、39人の生徒が巣立った。夫の死後、息子の言葉に励まされて看護の道を志したという神野佐知子さん(33)が「患者さんの心に寄り添う看護をしたい」と答辞を述べた。
神野さんは結婚後、夫を病気で亡くした。失意の中、当時5歳の息子に「僕がお父さんの分まで頑張る」と声を掛けられ看護師になることを決意。実習では、人の生死に関わることがつらいこともあった。食事の介助を通して患者の笑顔に希望を感じ「看護の素晴らしさをあらためて実感できた」と語った。
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