日本赤十字北海道看護大学の教授・尾山とし子さんがこのほど、紋別高校を訪れ、3年前の東日本大震災の被災地、岩手で救援活動にあたった経験を講演。看護医療系の進路を考える生徒23人が耳を傾けた。
被災地での救援活動から尾山教授は「看護師にはコミュニケーション能力が欠かせないと改めて感じた。病棟看護であっても、患者さんが何を求めているのかを察し、思いやりを持って接することが必要となる」と求められる資質を説く。そして「人は誰でも自己回復力を持っている。その力を患者さんが取り戻し、明るい人生を歩めるよう支えていくことが看護の使命だ」と仕事の心構えを強調していた。
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